妻への感謝(2)

家の建て替えでは、妻がモデルハウスを抽選で引き当ててくれました。

おかげであまり無理なく、満足できる家に住むことが出来ました。

築30年になりますが、亡くなる前に、キッチンとトイレをリフォームしておいてくれました。

冷蔵庫も買い替えておいてくれました。衣類など身の回り品も整えてくれてあり、今購入するものは食料品程度です。

後半こそ、妻の主導で外食するようになりましたが、以前は、家で食事をし、それも朝は7時、昼は12時、夜は6時と決めつけていました。

妻に癌が見つかり、手術後の抗がん剤治療で苦しくても、通院帰りに食材を買い、徒歩6分の駅まで私に食材を取りに来させてでも、料理を作ってくれました。再入院するまでつらい体に鞭打って料理を出してくれました。逝く身なのに、料理の出来ない、残る私を心配して、宅食を手配しておいてくれました。みそ汁の作り方も教えてくれました。

妻は、2017年3月9日に亡くなりました。68歳という若さでした。

妻は、3人姉弟妹の長女として、弟、妹の相談に乗り、面倒を見ていました。

今は、私が2人に気をかけて貰っています。

私のような何の取り柄も無い人間が曲がりなりにも何とか今まで何とか過ごせてこれたのも、妻の支えが有ったからと改めて認識しています。あー、妻との人生やり直したい! 妻にもっと楽しい人生を過ごさせてやりたかった!好きな創作帽子をもっとやらせてあげたかった!